2014年4月19日土曜日

【技術強化】キハ56 211+キハ27 212 国鉄末期②

 記事名の通り、製作のお題を決めました。多数派である札ナホ所属であり、種車と同様前面貫通扉未交換車であるという条件で絞った結果です。国鉄末期仕様にしたのは汚物処理装置取り付けや客用扉丸窓埋めなど加工量を増やすためです。

 

 前回の続き。窓回り中心にサフェを吹き表面を整えました。


 そしてこれらのパーツを使いディテールアップを行います。


 手すり等はほぼモールド通りの位置に植え込んでいきます。ジャンパ栓受けは1つだけ2次ロッド車からタイフォン外側に移動しているので移設。


 助手席側のタブレットキャッチャー台座は前に突き出して取り付けられていました。これを再現。


 真横から見るとこんな感じ。突き出た部分はパーツ貼り付け後プラ板で台座を貼り付け。


 そして今回、標識灯掛けをパーツに置き換えて隙間を作ってみました。どうでしょうこの立体感。


 側板移植の為に失われたサボ受けにはこのパーツ。


 ブリッジレスエッチングの極薄パーツです。まず必要なパーツを切り出して


セロハンテープに貼り付けてカッターで慎重に貼り付いたシートを剥がします。


 貼り付けたい位置にパーツが来るようにテープを貼り付け、一旦テープを剥がし、パーツの裏に接着剤を塗って再度貼り付け。少し時間を置いてテープを剥がすと…


 サボ受けが復活。


 今作の時代設定だと客用扉の丸窓が埋められており、ドアレールも増設されていました。というわけでご覧の通り自作。ドアレールはt0.1プラペーパーです。取り付け後少し薄くします。


 トイレ点検蓋はエッチングパーツを埋めて段差を極力少なくし、後付け感の低減を図りました。


 というわけで運転台側はこんな感じに。運転台側のステップは裾帯にかかる位置になっているので移設。


 妻面はこんな感じに。追加で汚物処理装置を耐寒仕様に。カバーがかかっている箇所はプラ片で自作。tomixのパーツを継ぎはぎしています。


 横から見るとこんな感じ。これで車端部の密度が濃くなりました。

 これでキハ56の下ごしらえは完了。同様の方法でキハ27も弄っていきます。


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1 件のコメント:

  1. いいものが出来そうですね!
    これ欲しい…

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