2014年1月11日土曜日

【内装職人】KATO 急行はまなす 内装工事

 毎度お馴染みになりつつある(なのか?)内装職人シリーズ、最新作は待望の急行はまなすです。


 というわけで私はKATO製品用のものを購入。地方在住なので予約できたのはいいけど入荷にかなり時間がかかりました(笑)
 最近のエヌ小屋さんの製品は単品だけでなくこのような詰め合わせセットを出してくれるので買い漏らしを防ぐことができ助かります。


 で、中身はこちら。これで繁忙期12連の内装を再現できる内容になっています。
 12連と聞くとどれだけ時間かかるんだよと気が遠くなりそうだとお考えの方がいらっしゃるかと思いますが、まあ、じっくりとやっていきましょう。メーカーでは一日1両と仰っているので。
(私のように2日で12両という健康・精神衛生上無茶なマネはしないでくださいwまあイベントのためとはいえ、ねぇ…)
 というわけで解説を。


 まずは普通車。写真はスハフ14です。客室側デッキ入口に車端ドアパーツ、床に室内表現シール青色、乗務員室部に車端ドア付属の乗務員室パーツ、シートに座席カバーを貼り付けます。


 実は貼り付けていてわかったのですが、KATOの場合、緩急車が12両だと6両になり、セットに含まれる乗務員室パーツが4両分しかないため全車両に貼り付けるためには別売りの乗務員室パーツ収録のシートが必要になります。幸い私は他の手持ちのパーツの余りから調達しましたが、思い切って編成端のスハネフとスハフにしか貼らないという方法でもいいかもしれません。こだわる方はご注意ください。


 床板のツメが干渉する部分は窓側のシートが小さくなっているのでシートカバーは省略してもよいでしょう。


 そして私はここでもうひと工夫。セットにはない14系用カーテンパーツを調達しさらにディテールアップ。以前の583系きたぐにからカーテン開閉時のものを使用していますがこれがなかなかいいんです。


 完成見本はこちら。実際車窓を見ながら寝る人もいればそうでない人もいるのでカーテンの開閉状態はまばら。これを付けることでさらに夜行列車の雰囲気が漂ってきます。夏の朝日を浴びて蟹田や札幌近郊を走る姿を想像して頂ければお分かりいただけるのではないでしょうか。


 ドリームカー車内。床はクリーム色シール、車端パーツは茶色です。で、ここでもひと工夫。ミニラウンジのドアの表現は製品では記述がないのですがこれを余りのオハ用車端パーツで再現。厳密にはドアは淡緑色なのですが無いよりは全然違います。お試しあれ。


 カーペットカーは専用シールを貼り付け。


 カーテンは先程の14系用カーテンパーツの余りを切り貼りして再現。


 寝台車はB寝台シールを使用。


 以前の寝台シートは紙だったのですが今回のものはシールになっており、テープ等を準備する必要はなくそのまま貼り付けできます。また、背ずりのカバーのシールも付属していますが、はまなすは常に寝台モードなので敢えて貼り付けていません。


 ここでもひと工夫。25系用のブラインドを付けました。寝台車は寝て移動するという目的での利用が主ということもあり寝台側は閉め切っている割合が多い印象です。お好みで閉め具合の調整を。
 ※tomix版にはオハネ24が含まれていますが、実車はカーテン装備です。ブラインドは25系及びスハネフ15の装備です。ご注意を。


 これをやれば運転会やレンタルレイアウトでは注目の的になること請け合いです♪また、真夜中に走る姿を再現したいのであれば室内灯にフィルターをかけて深夜減灯時を再現してみるのもいいでしょう。ぜひチャレンジして日本最後の夜行急行列車をお楽しみください。

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にほんブログ村 最近の冷え込みで工房が冷え切っていて止むなく撮影を居間でやりました。無理矢理LED照明を当てているので写真が粗いのなんのw勘弁してください…道東の冬は厳しい。


 

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