2013年8月15日木曜日

【乗り鉄】江差線 札幌発0泊2日弾丸ツアー その3 江差→湯ノ岱→木古内→函館→札幌

 帰りはぶらり途中下車の旅です。車窓から何気なく撮った写真から幾つか。


 中須田駅。コンクリートの基礎に乗ったダルマ状態のヨ太郎さんがいい味出してます。



 山間はこの天野川(天の川)に沿って走ります。先日の大雨の影響もなく非常に綺麗な清流でした。川釣りを楽しんでいる方もちらほら。途中下車して水遊びしても良さそうですね。


 で、私は湯ノ岱駅で下車。ここでは鉄道ファンにとって堪らない光景が。


 湯ノ岱-江差間は今や風前の灯火となったスタフ閉塞区間。列車の発着があるたびにスタフの授受が駅員を介して行われます。これも廃線とともに消えてしまう光景なので押さえておきたいところです。が、撮影したいからといって乗っている列車から降りて撮影に夢中になって乗り遅れたり列車の運行を遅らせたり駅員さんの業務の妨げになるような行為は控えましょう。


 湯ノ岱駅。前述の通りスタフ授受業務があるので山中の小さな集落の駅にもかかわらず有人駅です。



 Nゲージレイアウトにできそうな光景です。木古内側はこんなに急曲線なんです。


 途中下車の目的はココ。湯ノ岱温泉です。こんな暑い日に温泉なんてと仰る方も多いかと思いますがここの浴場には35℃(泡風呂)・38℃・42℃と3種類の温度のお風呂が用意されています。夏であれば熱いお湯に入ってから35℃の泡風呂に入って涼むという入り方をすれば入浴後にダラダラ汗をかくということはないと思います。私もこの入り方で1時間以上入ってました。オススメです。
 
 またお風呂だけでなく食事処や休憩所もあります。休憩所ではかつて江差線を走った臨時列車のヘッドマークや写真展が開催されています。休憩のついでにご覧になってはいかがでしょうか?
※撮影禁止なので写真をお見せできないのが残念です。ぜひ現地でご覧下さい。
 
 私は食事後、次の列車の時間まで休憩室でいつの間にか寝てました。それくらいゆっくりできる場所です(笑)

 

 そして13:38発函館行きで木古内へ向かいます。ここで列車の待ち合わせがあるとのこと。で、やってきたのは…



 臨時列車えさし2号です。ここでスタフの交換が行われましたがこちらが先発で両列車の先頭が離れていたこともあり撮影は断念。


 湯ノ岱を出て再び急カーブと25‰急勾配に挑みます。


 木古内手前で新幹線高架を潜ります。共演することが叶わないのが残念です。


 木古内駅で下車します。で、向かった先はもちろん…


 急行食堂さんなのですが…移転準備のため休業中でした。駅前再開発の為、警察署の近くへ移転することになりました。入口の貼り紙によると11日から移転再開とのことでしたが、多忙でそれも叶わず10日頃までここで営業していたそうです。移転再開は早くてもお盆明けとのことです。
 焼きそばが食べられず残念ではありましたが、そのままの形で建物が残っていて撮影することができそれだけでも来て良かったです。

 時間がぽっかり空いてしまったのでまた違う場所を目指します。



 津軽海峡線と江差線との分岐点。


炎天下の中ひたすら歩きます。


 あ~列車来ちゃったよ!待ってくれ~(笑)



 で、着いたのは境内の中に線路があるというお寺、禅橙寺。このアングルから山門の中に通過する列車を収めたかったのですが、あと一歩のところで追い越されてしまいました(笑)
 それでもこの珍しい光景に暫し立ち止まり見入ってしまいました。




 本殿は小ぢんまりとしたもので地元の方が集まるお寺さんのようでした。お墓参りに訪れた地元住民の方々が大勢参拝に来ていました。

 廃線後、この光景はどうなってしまうんでしょうか?レールを剥がしてしまうんでしょうか?気になるところです。

 聖地巡礼も終わり、最寄りの渡島鶴岡駅から函館へ戻ります。


 ここに駅ノートが置いてあったのでハンドルネーム名義で一筆書いてきました。もしこれから訪問する方で興味がありましたらぜひ。



 木古内までひと駅だけですがえさし号に乗ります。


 実はこの列車、車掌が乗務しているのですが、終点の木古内まですぐ着いてしまうので補充券と乗車記念証は列車内でもらうことができず、結局木古内駅でお願いしてゲットしました。
 そして乗車券購入の序でにキヨスクでオマケのミニサボも購入。


 そして函館へ戻ります。

 

 函館到着後、市電でベイエリアへ移動。



 函館人のソウルフード、ハセガワストアのやきとり弁当で夕食。ここはイートインができるので購入後そのままお召し上がり可能です。もう懐かしくて懐かしくて。一口ひと口噛み締めながら食べてました。


 ラッキーピエロでもおつまみになるものを購入。


 再び駅へ戻ります。既に暗くなり、もうすぐ函館を離れるという寂しさが襲ってきます。ここにも行きたかったな…



 帰りは最終の特急、スーパー北斗21号。キハ283なんですね…大丈夫?(笑)
※結局5分遅れました。札幌手前まで寝落ちしたため原因不明。


 ここでラッキーピエロで買ったおつまみを開封。チャイニーズチキン串(3個入り)とケチャップ付きのフライポテト。これで一杯ヤッちゃいました。チャイニーズチキンの甘ダレが病みつきになるんですよね。さすがバーガー日本一の具材!

 というわけで無事札幌へ帰り0泊2日の珍道中は終了!
 鉄分もお腹もいっぱい補給して気力回復!天気にも恵まれ最高のテツ日和でした。
 おそらく江差線の最期を見届けることは叶わなさそうですが、最後の夏を堪能できただけでも乗り納めとしては十分目的を達成できたと思います。

 最後に、江差線が最後まで元気に無事走り続けることを心から祈っております。楽しい時間をありがとうございました。


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2 件のコメント:

  1. 江差線の旅楽しく読ませていただきました。
    これから最後の日までに乗ってみようと思ってたので参考になりました。

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  2. さいとちなつ様 
    コメントありがとうございます。5月に廃止になるので記事のような強行軍的な立ち回りをするのはちょっと厳しいかもしれません。もし行かれるのであれば思い存分楽しんできてくださいね。

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