このところは某所からの依頼品の制作があったもので、自分のモノの工作がなかなかできず。
そんなわけでおおっぴらに公開できるブログ向けのネタもできずということで更新が止まっておりました。
今回からはちょっと趣向を変えて本州のネタをやってみます。キハ23です。
実は依頼品の中にキハ23があり(作ったのは今回とは別のネタのものですが)、完成させた後に何故かもう1両作ってみたくなって気づいたら既にバーツも含めて揃えていたというわけです。
これを東日本にいた更新車にします。モデルは小牛田にいて最末期まで活躍した513番。理由は資料が比較的入手しやすかったから。安直な理由・・・
ポイントは更新工事によって金属押さえになったドアと換装されたエンジン。エンジンはともかく改造のネックになっていたのがドアでしょう。Hゴムの分だけ窓を縮小しなければならないという難工事をしなければなりませんでした。
しかし最近になってトレジャータウンからドアパーツがリリース。これがネタ選定の決め手になりました。このパーツを使って制作していきます。
まずは豪快に元のドアをくり抜いていきます。
隙間ができないように慎重に削り、合いを確認していきます。客用扉パーツは若干大きめに作られているようなのでパーツを少しずつ削って合わせていくといいでしょう。
で、扉をパーツに交換して浮かんでくるのが「窓ガラスはどーすんの?」という疑問。
元のパーツは使えなくなるから塩ビ板から切り出さなきゃいけなくね?と思う方も少なくないと思いますが、実はこの写真では客用扉ガラスはHゴムを削った上で窓が山型になるように角を斜めに削りこんでいます。この加工によって扉の裏に窓ガラスがハマる(というよりは隙間なく当たる)ようになり、他の窓とも違和感がないツライチ感が得られるようになります。
貫通扉も同様です。が、貫通扉パーツは元パーツと大きさがほぼ同じのようなので削りすぎには注意です。
とりあえずドアパーツ使用時のポイントをまとめてみました。実は扉パーツはまだ接着していません。また扉も1箇所づつしか抜いていません。パーツの使い方の研究のために試しに1箇所づつ抜いてみただけです。IPA漬けのあとまた窓抜きしてパーツ接着です。
にほんブログ村 仕事後の疲れのせいで扉を抜くのは1日1枚が精一杯。
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