まもなく急行「はまなす」が最後の旅路へと就こうとしています。
私にとってこの列車は学生時代から非常に思い出深い列車であり、何度も乗りました。この度の運行終了にあたって思い出を書き綴りたくなったので、拙い文章ですがご紹介したいと思います。
学生時代、アルバイトでようやく自分で遊ぶお金を調達できるようになり、北海道東日本パスで本州で乗り鉄するために利用したのがはまなすとの初めての出会いでした。
当時はパスのみで自由席に乗車可能ということもあり、パス利用期間には夜になると始発駅の自由席札前には今以上に長蛇の列を作っていて、寝床でもある座席の確保には一苦労でした。
その座席も時代遅れの簡易リクライニングシート。普通はなかなか寝付けないのですが旅の疲れでくたくたになった下り列車では泥のように眠り、起きたら体の節々が痛かったものです(笑)
社会人となり、一時期函館に住んでいた時期には札幌への帰省時に少ない時間を最大限活用するためにはまなすを利用していたこともありました。
収入に余裕が出来たので主に指定席利用だったのですが休みがなかなか決まらず、ようやく席が取れるようになった時には繁忙期に指定席になるスハフ14の3号車と7号車になってしまったことも。函館に着いて夜が明けたら仕事ということもザラでこの時は堪えました(笑)
そして後にも先にもカーペットが取れて乗ったのも函館時代の一度きりでした…
その後釧路へ移り住み13年夏から3年連続ではまなすに乗って旅に出たわけで…
※過去記事はこちら
豪華ではないし車齢約50年、過酷な環境下で走り続けボロボロではあるけれど、独特の旅情が漂ってきてそれに惹かれて乗って旅に出たくなる、そんな列車でした。
旅の思い出をありがとう。お疲れ様でした。そう言いたいです。
なくなってしまうと乗り鉄するのには足が重くなる、そんな気がします。はまなすロスになってしまうのかな…
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