大分遅くはなりましたが、HMEで製作したモジュールの製作風景をお送りします。
今回、昨年のHMEで「来年はモジュールを作って出よう」という話になり、面白そうだなと思い参加したのですが、何を作ればいいのかを考えた時、思い浮かんだのはやはり地元の釧路にちなんだ風景でした。
で、割り当てられたのは直線モジュール。地元周辺で直線で魅力的な風景と言うとそれほど多くはありません。(直線といえば釧路川橋りょうが思い浮かびますがネタが被ってしまうので今回は候補から外しています)ネットで探していると釧網線で出来そうなネタを見つけたので…
初夏のある日、ノロッコ号でロケハンに行きました。
お目当てがここ。お立ち台からの写真でも有名な細岡―塘路間のハイライトである釧路川が蛇行し線路に最も近づく区間。線路は釧路方からやや上りの直線で川もカーブの終わりから線路と平行に流れていく場所です。
この辺りはノロッコ号では速度を落として走るので撮影しやすかったです。
モジュールはボードとレール、統一規格となるレール面高さに合わせる路盤材料は出展者に支給。他は自由に製作していきます。
築堤と斜面はスタイロフォームを貼り重ねて…
ボンドが乾いたら削っていきます。
対岸は実物サイズだともっと手前側になりモジュールには入りませんがディフォルメして入れることにしました・
地面の下地として水溶ボンドを染み込ませた不織布を敷き詰めて…
プラスターを塗り塗り。
地面を着色してバラストを撒きます。
川の擁壁にはエバーグリーンのプラ板を使いました。
そして問題の川の表現へ。容量的に不安だったので大容量のリアリスティックウォーターを使い…
流し込んだのですが至る所で漏れが発生。堰き止めるのに苦労し…
更に数日置いても全然乾かないという大問題が。その結果掛けていたカバーが垂れ下がって池ポチャしてオワタ\(^o^)/
というわけで強引に剥がしてやり直し。
今度はグロスポリマーメディウムを。こちらは1日で表面が固まり無事完全乾燥に成功。
概ね狙い通りの透明感を得ることに成功。走行する車両が水辺に映るようになりました。
樹木はKATOの広葉樹小、草はフォーリッジクラスターを細かくして貼り付けています。
これだけでは物足りないので小ネタを加えることに。以前作った重巡摩耶で余ったランチとカッターを加工してカヌーを製作。
人形を乗せて川下りの様子を再現。
蕗が生い茂っていたのでJNMA遠征で行ったさんけいギャラリーで買ったミニチュア植物の紙素材を使ってそれらしく表現。
フォーリッジの上に貼り付けました。
クマと鹿はモデラー仲間からお裾分けしてもらいました。ありがとうございますm(__)m
というわけで何とかまとまりました。
こんな感じでHMEでは展示しておりました。
久々の地面製作でしたが、楽しく製作できました。また機会があればやりたいんですが、収納場所がない(泣)
にほんブログ村 収納場所に困っているので、場所ができるまで道東圏で出張展示募集中(割と冗談ではない)
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