2014年12月23日火曜日

【PDC】GMキハ143加工レシピ

 今年のうちに仕掛けたものを上げていきます。
 
 JNMA実演でも弄りましたが、GMキハ143を主にトレジャータウン製パーツを使いディテールアップを行いました。


 手すりは前面用+α分しか付属していませんので、不足する屋根と中間の妻面分は別に調達する必要があります。


 ランボードは脚付きの土台と踏み板の2ピース構成です。脚を上手く曲げて屋根のRに合わせて水平を如何に出せるかがポイントです。


 無線アンテナは独特な台座の幅が狭いタイプで、取り付けに工夫を要します。


 で、手元にたまたまあったKATOのAssyパーツのアンテナ本体パーツを使い…


 アンテナのど真ん中にφ0.3燐青銅線を差して固定。


 妻面の継ぎ目を消してより実感的に見せます。


 ホイッスルは製品パーツから中身のホイッスルのモールドを全て取り除き、銀河モデルのパーツを使用。残ったカバーパーツそのままではホイッスルがはみ出てしまうのでプラ板で継ぎ足しました。
 カプラーはトミックスのBMTNカプラーを。特にM車はカプラーが干渉しないように台車とカプラーを現物合わせで削る必要があります。


 そして個人的なこだわりを。キハの台車は製品だとDT50そのままなのですが、これを何とかできないか…ということで見つけたのがこちら、KATOのDT61。


 ディテールではジャンク台車のブレーキシリンダーを。取り付けにはボルスタ穴をφ3.2に拡大、高さ調整の為リューターでボルスタ穴周辺と集電シューを削り込みました。


 それでも実車とは多少形が異なりますが、製品そのままよりは良くなったのではないかと自己満足ですw
 なお、M車は枠を切り出して貼り付けてあります。


 そして不安な塗装を。


 グレーはGM灰色9号がドンピシャ。流石GM製品w


 マスキングして帯を塗装。


 グリーンはクレオスルマングリーンをベースに蛍光グリーンと白を適量、紫はフィニッシャーズのラベンダーに白を混ぜて製品色に合わせました。


 標記、ステッカー類はトレジャータウン製です。


 ステップは台車との干渉をチェックしつつ実車の位置を踏まえながら帳尻合わせで車体側に貼り付けていきます。


 明らかに台車の可動に影響する箇所は台車に取り付けています。


 駆け足でしたが一応完成を見ました。




 キハ143-101。トイレが無いので汚物処理装置を撤去しています。ATS車上子を追加したらもっとよくなるかも…




 キハ143-151。M車がT車と台車位置が違うとはステップ取り付け時まで気付かなかった…




 キサハ144-101。こちらは台車をトミックス製に交換、発電機に調色した淡緑色を差してます。
 黒は艶ありとなし同士で調色した若干艶ありの黒を吹いています。


 こうして花月園遠征に間に合わせたのでした。

 トミックスでも同形式が発売されることになりましたが、それでもこちらは学園都市線時代を再現できるので外せませんね。
時間があったら煤と錆の独特のウェザリングをやりたいところ…

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