実車は1979年帯広運転区池田支区に新製配置、1984年に同区廃止に伴い釧路機関区に転属、以後ワンマン・更新工事を受けて車番を1758と変えて今も現役です。…つまり現在登場時の塗色で活躍しているというわけです。適当に番号を選んだのに偶然にもこの車両に当たるとは(笑)
加工は前回のキハ22と同様、手摺り・銘板別体化、各所色入れ、タブレットキャッチャー及び関連部品取付、標記追加、ウェザリングといった内容です。但し編成中間に入れるのを前提にしているのでジャンパ栓類は省略してあります。
客用扉のタブレット保護柵がいいアクセントです、これがなければ国鉄時代を再現してないだろ!と言いたい位重要なパーツですね。
タブレットキャッチャーは車体色に塗っているものがあったり無塗装だったりとイマイチはっきりしないのですが今回は無塗装のものにしました。取り付け後、黒を入れてそれらしくしてあります。それにしても細かすぎる…トレジャータウンさんGJ。
ウェザリングはキハ22よりは控えめに。やっぱりフラットブラックを薄く溶いたものにしました。
根室標津行編成は2両だったり3両だったりなのですが、今回は2両にしておきます。(種者がもうないんです)
これだけでも十分絵になりますね。で、次回は遂に真打登場です。お楽しみに!
今回もおまけ。新発売のオススメ工具のご紹介。
先月、タミヤからピンセットベンダーなるものが発売されました。
見た目は先の形状が変わっただけのピンセットに見えますが、モノを掴む時に違いがわかります。
ピンセットだと先の隙間が三角形になる、つまり掴んでいる面積が点のようになるのに対し、このピンセットベンダーは先が並行になっているので掴むものを面で掴むことができるようになっています。よって、掴む面積が広くなり保持性が向上し、従来のピンセットでよくあった「掴んだものを飛ばして紛失する」ミスを軽減することが大いに期待できます。
写真は今作キハ40のタブレットキャッチャーの固定具を掴んでいる写真なのですが、ご覧の通り固定具の部分をしっかり掴むことができているので、このまま足に接着剤をつけて取り付け穴に挿すことができ、スムーズに作業することができました。
最近艦船模型も作るようになり、細かすぎるエッチングパーツの取り付け時に従来のピンセットでは上手くいかないことが多くなって何かいいものはないものかと探していた時にこのツールの存在を知り買ったわけですが、エッチングはもちろん、他の素材の極小パーツにももちろん使うことができるので細密加工を手がけるモデラーの方々にぜひオススメしたい一品です。ぜひお試し下さい。
にほんブログ村 タラコ色の色合いは意外と難しかったです。
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