最終日は大曲からスタート。奥羽線の主要駅は橋上駅が多いですね。
田沢湖線で太平洋側を目指します。
盛岡行初電車。標準軌仕様の701系。
朝一の東京行こまちが出てから発車です。ノーズが長すぎて切れてしまった…
水田はもちろんですが、山間部を通るので山の緑や川など風光明媚な景色が車窓に広がります。
1時間半程で盛岡着。駅構内のそば屋で軽く朝食。
次の列車まで時間があるので適当に駅撮り。
そして次に乗るのは…
さんりく北リアス号。盛岡から山田線で宮古へ抜け、三陸鉄道北リアス線へ乗り入れ久慈まで走る臨時列車です。この日の盛岡発はJR車両ということで「kenji」が充当。
JR最後の現役のキハ58系です。中でも中間のキハ28は昭和38年製。
ハイデッカーの展望席がある車両なので久慈方の展望席を確保。盛岡発車時点では最後尾ですが。
宮古までは山間を走ります。キハ58系というわけで両先頭車は2エンジンのキハ58。勾配の多い区間ですが力強く走ります。
2時間弱で宮古に到着。駅員さんが横断幕でお出迎え。
停車時間が20分あるので駅周辺を散策。
昼も結局駅そばになりました。本当は魚元のいちご弁当が食べたかったのですが前日まで予約しないと買えないとのこと。やってもうた…
また駅員さんのお見送りで久慈へ出発。
いよいよ三陸鉄道に乗り入れです。
三陸海岸沿いへ出ました。
震災から4年、復興の様子を初めて見ることに。
絶景ポイントでは減速または停車して見ることができます。
そして掘内駅は…
「あまちゃん」では袖が浜駅でしたね。
野田村付近では真新しい築堤が続きます。
それもそのはず。震災で37.8mというとてつもなく高い遡上高だった場所で防波堤が破壊され、未だ復旧途上の場所もあります。
終着前に乗車証明書を頂きました。
※三陸鉄道は北海道東日本パスでは乗車できません。車内または駅で三陸鉄道線内のきっぷを別途購入してください。
久慈に到着。なまはげがお出迎え。
ホーム隣の留置線にはお座敷車が。
久慈駅は「あまちゃん」では北三陸駅でしたね。
久慈からは八戸線で八戸へ。ほぼ原形のキハ40が活躍する数少ない路線でもあります。
そして青い森鉄道に乗り継ぎ…
浅虫温泉で寄り道。
道の駅に温泉があるのでどぼーんと。
浅虫温泉からの列車は新型の703形でした。あっという間に青森着。
はまなすまで時間があるので駅のレストランで最後の晩餐。
もそこそこに晩酌も。
地酒の利き酒セットなるものを。
セットの帆立の刺身だけでは足りませんでした(笑)
そしてはまなす入線の時間が近くなりホームへ向かおうとしたところ…カーペット車差し替えのお知らせが。
さらに入線を動画で撮影していると…
4号車がお知らせの通りドリームカーに差し替えられているのを確認。
で、これは????
ED79が重連というサプライズ!
この翌日からはまなすは新幹線工事で運休になることもあり、前日の札幌発北斗星を引いてきたカマの返却回送する必要がある為に重連になったようです。
事実上最後のはまなす乗車です。
で、また一杯やって仮眠。
函館で機関車交換を見て
無事札幌へと戻りました。
行程中最長距離を走破した日でしたので、駆け足で各所を巡った感じです。
特に三陸鉄道沿線は非常に魅力的に感じたので、山田線の不通区間が三陸鉄道として復旧した暁には南リアス線共々乗ってみたくなりました。
が、来年新幹線開業ではまなすが廃止となり、北海道からまたこのようにのんびりと乗り鉄ができるプランが組めるのでしょうか…北海道東日本パス自体の存続、あるいは似た形でのきっぷの発売を望みたいところです。
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